レポート、輪講の準備、ゼミの先行研究の文献調査。
やることは増えるのに、時間は増えないのが東大生活の現実です。
そこで今回は、まずは3大AIツールを紹介します。
無料でどこまでできて、課金すると何がよくなるのか。違いがわかるようにまとめました。
※この記事は2026年3月時点の情報を参考にしています。必ず最新の情報を公式で確認をしてください。
0. まとめ
| ツール | 特徴 |
|---|---|
| ChatGPT | 普段使いの調べ物から文章、相談まで。まず迷ったらここ |
| Claude | コーディングや長文の読み書き、設計の詰め |
| Gemini | 画像/デザインと、Google連携で生活ごと回す |
1. ChatGPT(特にPrism)
日常の雑用から研究の壁打ちまで、一本で回せる万能AI
ChatGPTは、文章作成・要約・推論・コード・画像生成などがあり、必要に応じてDeep Researchのような調査からレポート化までできる機能も持ちます。
そして研究・ゼミ用途で便利なのがPrism。PrismはChatGPTとCodexを統合した、無料のLaTeXエディタ&科学執筆ワークスペースです。共同編集者数も無制限で、論文の形のまま下書きから整形、共同編集まで進めやすい形になっています。
〇東大生向けの使い方
(a) 普段使い
軽い調べ物に向いています。記憶や会話の流れを活用できるため、日常的な相談相手として使いやすいです。
(b) 研究の相談
実験設計の検討、議論の整理、想定される反論への準備など、研究の壁打ち相手として活用できます。有料プランでは、より精度が上がります。
(c) Deep Research
複数の情報源から調査し、引用付きでまとめる機能です。文献調査の効率化に役立ちます。
(d) PrismでLaTeX執筆
OverleafやローカルTeX環境での執筆フローに、AIを自然に組み込むことができます。
〇無料と有料の違い
| プラン | 特徴 |
|---|---|
| Free | 主要機能は利用できるが、モデル/回数/Deep Researchなどに上限がある |
| Plus | Deep Researchや生成系の上限が拡大し、日常的な利用が現実的になる |
| Pro | Plusプランの全機能に加え、最上位の利用枠とアクセスを提供。Deep Researchやエージェント系の上限も最大化される |
2.Claude(Claude Code / Claude for Excel)
文章もコードも仕上がりの質で選ぶならClaude
Claudeは、長文の読解・編集・推論が得意とされ、比較レビューでも文章品質とコーディングで高く評価されることが多いです。
東大生向けで便利なのは、とくにこの2つです。
Claude Code:ターミナルやIDEなどで動くエージェント型のコーディングツール。コードベースを読み、ファイル編集やコマンド実行まで含めて作業を進める設計です。最近は自動で許可判断を進める方向の仕組みも出ており、便利さと同時に権限管理が重要になります。
Claude for Excel:Excelのサイドバーからワークブックを対象に質問でき、セル単位の引用付きで説明したり、数式依存を崩さず仮定を更新したりする設計。有料プラン向けのベータとして案内されています。
〇東大生向けの使い方
(a) コーディング中心
Claude Codeを使うことで、課題実装や研究コードの改修、環境整備にかかる工数を削減できます。
(b) アプリのモック作成
UI/UXを確認するための叩き台として、HTML/CSS/簡易プロトタイプを作成する用途で使われることが多いです。
(c) 長文の編集・論理の整理
論文やレポートの構成確認、主張と根拠の整合性チェック、冗長な箇所の削除などに強いという評価が多いです。
〇無料と有料の違い
| プラン | 特徴 |
|---|---|
| Free | 試用は可能だが、利用量や一部機能に制限がある |
| Pro/Max等 | 利用量の拡大に加え、Claude CodeやClaude for Excelなど作業系機能へのアクセス範囲が広がる |
3. Gemini(Nano Banana Proなど)
Googleを頻繁に利用している人ほど、生活と制作が一気に近づくAI
Geminiは、要約・下書き・学習支援に加えて、Deep Researchのような調査機能や、Googleサービスとの連携を前提にした動線が強みです。Gmail、Driveなどとの連携がスムーズです。
さらに制作面では、Geminiの画像生成機能のNano Bananaがあり、より良いモデルとしてNano Banana Proが提供されています。特に画像内テキストを読みやすく出すなど、デザイン用途に向いた進化が明示されています。
〇東大生向けの使い方
(a) 画像やデザイン制作
ポスター、サムネイル、図解など、ビジュアルの叩き台を素早く作成できます。特にNano Banana Pro系が有用です。
(b) UIチェック/デザインレビュー
レイアウトや配色の違和感を指摘させたり、改善案を出させたりする用途で活用できます。
(c) Google連携の時短
Gmail、Docs、Driveを中心に使っている場合、アプリ間の切り替えが減り、作業効率が上がります。
(d) Deep Research
Geminiアプリでも深掘り調査機能として案内されており、Google Searchや個人データソースを使い分けられる設計になっています。
〇無料と有料の違い
| プラン | 特徴 |
|---|---|
| 無料 | 主要機能は利用できるが、Deep Researchや生成系に上限がある |
| 有料 | Gemini上位モデル・Deep Research・画像生成などのアクセス量が拡大する |
前編まとめ:迷ったらこの選び方
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 普段使いから研究相談まで1本で回したい | ChatGPT |
| 実装・開発・Excel実務まで作業を進めたい | Claude |
| 画像/デザインとGoogleサービス連携を活用したい | Gemini |
