こんにちは!私は現在大学院1年目、経済学研究科マネジメント専攻に進学しているものです。
マネジメント専攻というのは、学部でいえば経済学部経営学科・金融学科のところです。
経営学科で院に行くのは珍しいということで、そこに至るまでどのような考えがあったのか、また実際進学した感想などを綴りたいと思います。
ちなみに、今年のマネジメント専攻への内部進学者は珍しく1人で、そのことを入学するまで知りませんでした….そもそも志望者自体少なかったという噂がありますがびっくりですね。
【なぜ大学院へ?】
端的にいうと、恥ずかしながら後期過程の2年間だけでは経営学の知識を自分が納得できるほど十分に身につけられなかったからです。
3年生で経営学科に進学した際は、卒業するまでに経営学について一通りの知識をつけて、就職をする予定でした。
当時はまさか、2年後に自分が院生としてでまだ本郷に通っているなんて考えもしなかったですね。学食パス使い切らなきゃという焦りでいっぱいでしたが全然その必要はなかった…笑
なので3年時にいくつかインターンの面接を受けたりもしていましたが、就職のことに目を向ける度に、「自分はこのままでいいのだろうか?」「本当に進みたい道は果たして何だろうか?」という疑問も同時に出てきました。
将来についてゆっくりと考える時間がもっと欲しいと思ったこと、そして興味のあった経営学について一般常識プラスアルファレベルしか身についていなかったこと。(これに関しては部活ばかりやっていた自分が悪いです)
学問を極めた!と胸を張って言えるくらいの専門知識を身につけて、かつ自分自身についてより深く見つめ直す2年間を取ることで、その後社会に出てから定年するまでの仕事がだいぶ良い方向に変わるのではないかなと思っています。
文系で大学院に行ってその後の就職は不利にはならないかという疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
その点に関しては、M1で現在就活をやっていていて不利になっていることは絶対にないと思います。逆に2年前よりも話せる内容が多くなり、3年生で就活するよりも私個人としては行きたい企業に行ける確率が高いだろうなと確信しています。
【院試準備について】
大学3年生の秋冬くらいに、本気で院進すると決心しました。
しかし、TOEFLと筆記試験の勉強をし始めたのは4年生になる前の春休みからでした。大変遅いですね。しかも、マネジメント専攻は他の研究科と違ってTOEICでも良かったみたいです。
これはどの研究科志望でも言えることだと思いますが、TOEFL、TOEICの勉強だけは早めにやって前のうちから試験で点数を取ってしまうのが本当に良いと思います。
4年生になって卒論、研究計画書の提出、S1の試験勉強が始まってから英語の勉強を並行して頑張るのは精神にくるものがありました。
というのも、当時ホッケー部の主将をやっており大事なリーグ期間がちょうど4月〜7月と重なってしまっていたので、院試準備に思うように手を回せていませんでした。
また、他の研究科・大学院の出願などは一切していなかったので、マネジメント専攻に落ちたらニートになるしかない状況でした。
もし、同じように一本勝負で院試に挑む方は、私のように10月頃にヒヤヒヤ怯えないためにも、早めに用意をしておくことを強くお勧めします!
筆記試験対策は7月から始めましたが、なんとか間に合いました。詳細については私が書くまでもないと思うので、割愛させて頂きます。
【実際の大学院の様子】
マネジメント専攻の授業は、学部生の時とは異なり少人数で緊張感があります。論文を読んでレジュメにまとめてくる形式のものが多く、自分の興味に関わらず様々なトピックの研究をちらりと覗き見するのが楽しいです。
まだ入学して2ヶ月ですが、経営学の全体像や、専門としたい領域(組織論)にはどのような研究があるのかについて、なんとなく掴めてきた気もします。
いや、全く掴めていないのかもしれません笑
研究室といった概念がないので、授業以外の時間は自由に使えます。その時間でいかに自分自身と向き合えるか、社会人としてバリバリ働いている同期のみんなに置いていかれないように成長できるか、が重要なんでしょうか。
頑張っていきたいです。
今のところ、大学院に進学するという決意をして良かったと思っています。
【今後の展望】
先ほども述べた通り卒業後は博士進学はせず、社会に出る予定です。
研究者にならない文系の修士号の意味について議論されていることも多いかと思います。
学部の延長の2年間では確かに意味がないと私も思います。
しかし、大学院の授業形態が研究について「論理が正しいか?」「価値があるか?」等を自分の頭で考えなければならないものが多いという特徴を持っているので、一方向で正しいものを叩き込まれる学部時代とは全く違った訓練を受ける場所(少なくともマネジメント専攻はそうです)として、価値があるのではないかなーと考えたりします。
本来は研究者養成機関のはずなので、先生達には大変申し訳ないですが…
とりあえずは、自分自身も面白いと思える修士論文を完成させることが当面の目標となります。
この記事が、これから進路を考える方や、マネジメント専攻を受験する方にとって少しでも参考になる内容となっていれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
【著者プロフィール】
倉田七海
2020年 東京大学文科三類入学
2022年 経済学部経営学科進学
2024年 東京大学大学院 経済学研究科マネジメント専攻入学
